はじめに:「見てほしい」と思うのは、弱さじゃない。
続けていることがある。
努力していることがある。
でも、誰にも気づかれない。
そのとき、胸の中にぽつんと浮かぶ気持ち。
──「誰か、ちゃんと見ててくれたらな。」
この気持ちを、人はときに「甘え」や「承認欲求」と呼んで否定します。
でも本当にそうでしょうか?
“認められたい”という欲求は、人間が集団で生きていくための、ごく自然な本能です。
なぜ人は“認められたい”と思うのか?
人間は、他人と共に生きる動物です。
だからこそ、「自分がこの群れにとって価値がある存在だ」と感じられないと、
安心して生きていけないようにできています。
- 努力が見られていない
- 結果だけで判断される
- 誰にも褒められない
そんな状況に、心がすり減るのは当然です。
それは、あなたが“まともな感性”を持っている証拠です。
認められたいなら、まず「見える化」する
努力は見えにくい。
続けていることも、数字や記録にしないと他人には伝わらない。
だから、自分の行動を「見える化」することが、認められるための第一歩です。
- 習慣トラッカー
- 写真によるビフォーアフター
- 成果のメモや記録
- SNSでの定期的な発信
これは、誰かに見せるためだけじゃありません。
自分自身が「認めてあげられる」ようにするためでもあります。
「自己承認」から始まる、内側のエンジン
誰にも褒められなくても、
「昨日の自分よりちょっとだけ前に進んでるな」
そう思える瞬間があると、
人は静かに、でも確実に前に進み続けられます。
「認められる」という報酬は、外からだけじゃなく、自分の中にも用意できる。
そのために必要なのは、
“頑張ってることをちゃんと認知する”という、シンプルな習慣です。
見られたい×続けたい=「努力の可視化設計」
このブログでは、「努力の可視化」や「継続の記録術」も取り上げていきます。
それはあなたが「努力を継続できる人間」であることを、数字や変化で証明する方法でもあります。
継続とは、「変わりたい」と「認められたい」のあいだにある橋のようなもの。
あなたの行動が目に見える形になったとき、他人もあなたの“積み重ね”に気づきます。
終わりに:「見ててほしい」という願いに、正直でいていい
誰かに褒められたい。
すごいねって言われたい。
認められたい。
その気持ちを否定しないでください。
その気持ちは、あなたの行動を前に進める力になります。
このブログは、そんな気持ちをまっすぐに受け止め、
「どうすればちゃんと“届く努力”にできるのか」を、一緒に考えていく場所です。
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